書籍・雑誌

2008年6月22日 (日)

読了(生物と無生物のあいだ)

生物と無生物のあいだ(福岡 伸一)
久しぶりに読んだノンフィクション。生命工学? 分子生物学? というのだろうか。決して無関係ではないのだが、身近に感じられない学問。
他の本と平行して、しかも読む本が無い時に読んでいたので、時間がかかった。
筆者は文書の上手い人だと思う。普段、分子生物学に触れることの無い人にもわかりやすい例えを用いて説明されている。
ただ、ぼーっとしているような本人の意識していない状態でも、体内では無数の動きが絶えず行われている、時には人の予想しないような働きまで。わかりやすかったとは思うが、一度で理解は難しい気がする。
研究も競争なんですな。

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2008年6月 7日 (土)

読了(空の境界)

空の境界 上下 (奈須 きのこ)
DDDの方を先に読んだので、こちらの方が後になった。
上巻のカバーを見た時に主人公である両儀式が和装(着物)であることにすぐには気付なかった。赤いジャケットとブーツだったから。袖って、あのジャケットに収まるものなの?
さて、それはおいといて感想。
かなりのボリュームがある本だったのだが、最後まで飽きずに読むことができた。
なんとなくDDDの原型があるような気がする。解説で非日常と言われていた彼女達や彼らが悪魔憑きに思える。境遇はいろいろと違うが。初めからそのように作られたものと、後からそのように創られたもの。後から創られたものについても、元は初めからあったのだが。荒耶宗蓮は、なんだかんだと最後まで抗っていたような気がする。 ただ、それは不毛なことなのかもしれないが。そして、最初に蒔い種が最後まで残っていた。
式に「弱い人は嫌いです」と言われた、白純里緒。日常として書かれていた黒桐幹也。確かに彼は、日常であるが故に強い。作中の中である意味不変だったのは、幹也だけのような気がする。
式の肉体の知性である人格(?)が女性的なものだったのは、軀が女性のものだったからだろうか。性別を決めるDNAの優性が女であるからなのだろうか、とあまり意味の無いことが浮かんだ。
話は、微細に登場人物を変えつつ進んで行く。なかなか物騒なコトだが。
最後まで読んで、一番の化け物は私の中では、蒼崎橙子サンだと思う。

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2008年5月17日 (土)

読了(妖婚宮)

魔界都市ブルース 妖婚宮 (菊地 秀行)
 秋せつらが主役の魔界都市ブルースの久々の長編の新刊。その間短編集やスピンオフ(?)でほかのシリーズにもちょこちょとでてはいるのだが(ドールが好き)。カバー&本文イラストは、このまま小畑健氏に変わるんでしょうかね? 未弥純氏のイラストも結構好きですが。
 1冊にまとめられているため、短編集等に比べるとややページ数が多め。
 今回の登場人物でレギュラーになりそうな新キャラはいないと思われる。レギュラーキャラの出番も少なかったけどな(外谷さんとの絡み少ないとか、ドールはいないし)。
 蛇ですよ、今回は。生き物の蛇が好きかと聞かれると、はいとは言えないが、モチーフとしては結構好きだ。リングとかのアクセサリーや、紋章とかのモチーフになっている蛇は綺麗だと思う。
 とりあえず、せっちゃん(私の中ので秋せつらの呼び名はこうだ)は、相変わらず、自分の容姿をわかって行動しているな、と。
 短編はともかく、長編は敵方の設定が大変そうだなと、毎度思う。
 ドールがいなくて寂しかったので、ラビリンス・ドールを読み返そうか。

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2008年5月11日 (日)

読了(温かな手)

温かな手 (石持 浅海)
 石持氏の作品は初めて読みました。
 表題を含む連作7本の短編集。
 人外の不思議なキャラクター、ギンちゃんとムーちゃん兄妹がそれぞれの同居人が巻き込まれた事件を中心に理路整然と推理を展開していく。
 吸血鬼という表現が出ていたが、どちらかというと吸魂鬼に近いと思う。皮膚接触(?)により、人の生命エネルギーを摂取するとのこと。便利だな、ギンちゃんとムーちゃん。余剰カロリーをぜひとも吸ってほしいもんだ。彼らにとっては、魂が綺麗なほどおいしい食事となるそうなので、不味いと言われそうな気はするが。
 ギンちゃんとムーちゃんの性格もあり、話はひょいひょいと進んでいく。
 私は、1作目を読んだ時点でギンちゃんの寿命が気になった。で、表題ともなっている、7作目「暖かい手」へとなる。ラストはちょっとしんみりと。
 テンポ良く読み終えることができた。ちょっと、北西くんとムーちゃんの出逢いは気になった。

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2008年5月10日 (土)

読了(しあわせの書)

しあわせの書 迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術 (泡坂 妻夫)
 「泡」という字、ホントは違うのだが、ででこない(己ではなく、巳)。
 常々、お薦めの本があったら貸して、と言っているのでマメに貸してくれる知人から借りたもの。
 初版発行日をみると昭和62年7月。おお、軽く20年以上前のモノ。
 冒頭に未読の人に「しあわせの書」の秘密を明かさないでください、とあるのだが、最後の方でそのトリックが明かされてたのだが、私は全く気付かず。わかってから本文を見直すと、おお! と言った感じ。明かされる前に気付けたらスゴイ。
 推理小説としては、真っ当だと思われる。伏線やヒントがちゃんとちりばめられている。
 薄めの文庫本なので、あっと言う間に読み終えることができる。
 ガンジー先生を含め登場人物は、癖がありうさんくさいが、面白かった。

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2008年5月 4日 (日)

読了(DDD2)

Decoration Disorder Disconnection 2 (奈須きのこ)
 1冊目よりもボリューム増。そして、時系列は1よりも前の話。
 この本の登場人物の名前は、漢字でだされるとなかなか読めない人達のオンパレード。
 1では、この人のことを言っているのかと思ったら、最後の方でおや違った、といった感じでしたが、今回はちょっと構えて読んでいたせいもあり、あまりそんな感じはせず。
 で、借りて読んでいたので記憶が怪しいのだが、1でも霧栖くんは所在くんと同居していましたでしょうか?あまりそのような印象は受けなかったのだが…。ちょっと前のことなので記憶が怪しい。
 日守秋星さんは結構好きかな。見るのなら巻き込まれない位置から距離をとって、という条件は付くが。基本的に悪魔憑き皆様は大抵そうなのだが。ああ、悪魔憑きではなくともそのような人達はいるが。的さんとか海江とか。ちなみにマトさん好き。
 お話的には、ああここに繋がって行くんだな、といった感じだろうか。霧栖くんにしても所在くんにしてもちゃんと青春していたようでなにより。周りからみるとちょっと違った感じはするのかもしれんが。
 次作では火鉈ちゃんの活躍があるのだろうか?
 追記:「灼熱の揺り籠(フォマルハウト)」は定着するのか?

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2008年4月20日 (日)

読了(ゴールデンスランバー)

ゴールデンスランバー (伊坂 幸太郎)
 賞とりましたね。
 その前から続けて何冊か伊坂氏の本を借ている。
 自分から手を出すジャンルではないのだが、面白かった。
 途中まで読んでしばらく放置してあったものの残りを一気に読んだ。
 なので、一部登場人物の名前を忘れていました。中盤に出てこない人たちとかさ。
 最後の話をちょろっと。
 でも、結局青柳さんの失ったものは大きいな、と。

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読了(七姫物語5)

七姫物語 第五章 東和の模様 (高野 和)
  久々の新刊。登場人物が増えましたね。
  話も急速に進み、おっ、といった感じ。
  それぞれの正義に基づいた思考、行動。
  (面白がって動いている人達もいますが。
  まあ、それ相応の努力と苦労はありますが)
  そうですか、一番人気はヒカゲですか。
  話が終わるまでに衣装役さんのお名前でてきますかね?
  次巻もカラが元気だと嬉しいです。

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