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2008年5月11日 (日)

読了(温かな手)

温かな手 (石持 浅海)
 石持氏の作品は初めて読みました。
 表題を含む連作7本の短編集。
 人外の不思議なキャラクター、ギンちゃんとムーちゃん兄妹がそれぞれの同居人が巻き込まれた事件を中心に理路整然と推理を展開していく。
 吸血鬼という表現が出ていたが、どちらかというと吸魂鬼に近いと思う。皮膚接触(?)により、人の生命エネルギーを摂取するとのこと。便利だな、ギンちゃんとムーちゃん。余剰カロリーをぜひとも吸ってほしいもんだ。彼らにとっては、魂が綺麗なほどおいしい食事となるそうなので、不味いと言われそうな気はするが。
 ギンちゃんとムーちゃんの性格もあり、話はひょいひょいと進んでいく。
 私は、1作目を読んだ時点でギンちゃんの寿命が気になった。で、表題ともなっている、7作目「暖かい手」へとなる。ラストはちょっとしんみりと。
 テンポ良く読み終えることができた。ちょっと、北西くんとムーちゃんの出逢いは気になった。

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